
最初は優しくなだめすかしていたが、まったくラチがあかないので最後は「いい加減にしろ!」と怒鳴ってしまった。すると、「はーい」。しぶしぶ支度して、自分の足で歩くのであった。ゴネられる限界を彼なりに覚えたようだ。
今日はずっと気になっていた玄関周りとベランダを掃除。そんなことや料理等をするだけで時間は刻々と過ぎていく…。
一人のお昼。玄米、豆腐と長ネギの味噌汁、茄子の揚げ浸し、鶏そぼろ、福神漬、生卵。
実家から、「いま電話した?」と電話がかかってきたので、久しぶりに父母と会話した。父には、母の痴呆による実害はないか尋ね、耐えられなくなったら自分だけで解決しようとせずに、その道のプロである妹夫婦を頼るようにと言う。母は、「久しぶりにあんたの明るい笑い声がきけて嬉しいわ…」と涙声。電話を切ったあと、不覚にも涙が出てしまった。父母へ。たぶん色々苦労もあったと思うけど、私たち子どもに何の心配もさせずに育ててくれてどうもありがとう。
午後は、カズが帰ってくるまで眠ってしまった。
ごはん、納豆、じゃがバター、白菜と豚バラの重ね煮、肉なし豚汁で夕食。あっくんはお肉のおかずを食べないのでトマト一個丸ごと追加。
あっくん、風呂上がりに私の股間を指さし、すごく嬉しそうに、「まま、ちんちん、はえてきたー!」と言う。毛がなくなって見えるようになっただけなんですけど…。そして真っ裸で、「おなかすいたー、あいすたべていい?」と言う。「もう寝るからダメよ。食べるんならおにぎりを食べなさい」と言うと、本当に小さな玄米おにぎりをパクパクとたいらげた。
寝る前、聞きたいことがあるのでパパに電話する。怒ってるのに笑って電話を切るなんて、私も成長したもんだ。でも、切ったあと、「ったく、さっさとメールの返事くれてれば、わざわざ電話なんかしなくて済んだのに!」とブーたれると、あっくんがいきなり、「こんにゃろ! こんにゃろ!」と枕をボンボン殴り始めた。カズがクールに、「あっくん、ママの気持ちになりやがって…!」と言う。怖いわ-。ひとりごとのつもりだったのに、すっかりあっくんに憑依している。
暗闇の中で色々話すうちに、あっくん、「おれ、ほっかいどういきたくない」と泣く。飛行機も電車も乗れるよ、と言ってもすぐに、「ひこうきのりたくない」「でんしゃものりたくない」と答える。「でも、北海道行ったらお菓子食べ放題だよ」と言うと、一瞬絶句した後、「おかしはたべるけど…」と言った。