6時に目が覚めた。別に起きてもよかったのだが、まだ咳と痰が出ているせいか、からだがだるくて起きられない。結局7時半起床。
カズは朝からコップが云々うるさい。実は昨日、コップを保育園から持ち帰るのを忘れ、またショックを受けて本人は取りに帰ると主張したのだが、もう今まで何度も忘れかけてはお友達が帰り支度をするカズのところまで持ってきてくれたことがあったので、「いつも取りに帰れるわけじゃないよ。何度もなんども、自分が悪いんでしょう。あした先生に聞けばコップがどこにあるか教えてくれるよ」となだめたのだが、今朝になって、先生にどうやって聞いたらいいのかをなんども私に尋ねてくる。
「コップわすれたんですけど、だっけ?」「コップはどこにありますか、だっけ?」「ねぇママ、なんていえばいいの?」うるさいったらありゃしない。行きの自転車でもまだしつこく聞いてくるので「自分の言葉で考えて、言いたいように言えばいいよ」と答えておいた。
いざ登園。担任の先生を前に、身支度も始めず黙ったまま、もじもじしている。時間ばかりが経つので「先生になにか聞くことがあるんじゃないの?」と言ったら、先生が「ん?」と耳を傾けてじっとカズの言葉を待ってくれていた。しばしの沈黙の後、「きのうコップ忘れちゃったんですけど、どこにありますか?」と言うことができた。言ってすぐのち、先生がコップを持ってきてくれるまでのあいだに、もう大きな目をシバシバさせ、上を向いて泣きそうになるのを堪えていた。ったくこの繊細さ! なんでそんなに自分の失敗がいやなんでしょうねぇ。プライドが本当に高い。そしてとにかく、予測がつかないことを不安がる。嫌だなぁと思いながら自分にそっくりなので、気持ちが痛いほどわかる。実は昨日からカズが問いかけてくるたびに私も胸がちくちくしていた。
終日原稿。風呂場でねずみがうるさかった。ずっと前に買ってあった殺鼠剤を置いてみる。近所の小学校のプールが最終日らしく、競技のスタートを知らせるピストルの音が頻繁に鳴っていた。
そんなわけで昼寝も浅く短く。
2日完全に抜いたので、ちょっとだけお酒が飲みたくなった。近所のスーパーで買った総菜と自作のひじきサラダ、釧路のおかあさんが作って送ってくれた秋刀魚の甘露煮などで夕食。ご飯はあるのに、鮭とすじこの寿司セットが一個だけ249円にまで値下げされていたので、迷わず手にとってしまった。他に、ご老人が何人も物色していたのに私ったら! 買った後、なんか後ろめたい感じがした。なぜでしょうね、私よりご老人たちのほうがずっとお金持ちかもしれないのに。