みなさん、こんにちは!お越しいただき、ありがとうございます!
セルフリフォームを終え、壁、天井など大きなところを済ませて実際に住み始めると、築年数の経った物件は、段々細かな部分のボロが気になってきます涙。
今回は、小さなスイッチプレートから大きなドアまで、簡単なのに満足度が高かったDIYをご紹介します。マステと珪藻土が大活躍です!
目次
補修にも役立つマスキングテープ
うちの玄関のチャイム、購入時の状態です。
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玄関は家の顔なのに泣。それに毎日、目にする場所だからこそ、なんとかしたい。
いまはネットでも店頭でもおしゃれなスイッチプレートがたくさん売られていて、そんなに高いものではないので、当然、私も探しに行きました。
よく考えず、ホームセンターでスタイリッシュなステンレス製のものを買ってきたのですが、スイッチ部分がスカスカ、、、合わない!
よく考えたら、今のスイッチってみんな、押す部分がこんなに小さくないんですよね。その分、操作性は向上されているのですが、、、
昔のブランドのロゴが残るこのスイッチプレートでも私は全然良いので(むしろレトロ感は気に入っている)、ネットで調べたり、メーカー系列の「町の電気屋さん」へ行って聞いてみましたが、在庫がないし取り寄せも不可とのこと!
そこで考えたのが、マスキングテープで隠せないかということです。ちょうど黄色で色も合っているし、試しに貼ってみよう!
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できました!
いまみたいにマステ技の情報がない中で自分でテキトーに考えた割にはヒット!私は雑なので、きれいに貼るのがとても苦手なのですが、デザインと色の可愛さに救われました。柄合わせがテキトーでも目立たないデザインですし。
この写真は敢えて割れが写るように撮りましたが、ふだん目にしている時にはまったく気づかず、来た友だちは第一声みんな「これ、可愛いね」と言ってくれます^^
うちは電気系統もほとんど40年以上前の新築時のままいじられていないので機能していないスイッチも多く、間違って押したりするのがプチストレスなので(電気を点けようと思ってつかないとか)、触っちゃいけないほうを示す目印としてもマステを活用しています。
これで間違っても操作できません笑。ちなみにこれは我が家で唯一、新しいタイプになってたスイッチ。前の住人が自分で取り替えたんでしょうか、よく見るとカバーの上下が逆さまですね、直しておかなきゃ!
ドアに壁紙を貼るのを失敗した時も、取り繕うのにマステは重宝しました。
で、まとめです。
マステがDIY初心者におすすめの理由
・貼って剥がせるから失敗しても大丈夫
・カラフルでおしゃれな柄がそのまま活かせる
・小さな箇所なら幅・長さが自由自在
デメリットとしては、貼る力が弱い分、貼る場所の素材によっては年数を経ると剥がれてきます。でも同じものを貼り替えればまた新品同様になりますし、デザインも種類豊富なので、違うものにすれば、印象もだいぶ変わって新鮮ですよ!
どこにでも塗れる珪藻土
大きな部分で言うと、いちばん最後まで残ってしまったのが、ドアです。ドアはもともとペンキで塗られていたので、私も当然ペンキを塗ろうと、初心者でも扱いやすいという水性塗料を購入しておいたのです。ドアだけでなく、巾木も塗れますし。
油性ペンキと水性ペンキの特徴まとめ
〈水性ペンキ〉
- ニオイが少ない
- ローラーやハケなど使用した道具類を水で洗える
- 素材により塗って乾いた後も洗剤を使えば落とせる
- 素人でも保管・塗装がしやすい
- 油性塗料に比べ有害物質が少ない
〈油性塗料〉
- 耐久性が高い傾向にある
- 気温・湿度に関係なく乾燥しやすい
- 発色・つやに優れている
まず水性塗料を試しにドアに塗ってみたのですが、元のペンキが残っている箇所には、水が弾かれるようになってしまい全然塗れない!(発色と年数からして、多分元のペンキは油性塗料と思われます)
調べてみたら、塗料を定着させるには、表面に傷をつけることが必要なんですね。
私は階下への配慮で電動ツールを使わない決めているのですが、やっぱり手では限界がありました。ペンキが何層にもなっていて、塗れる状態に持っていくまでに相当の労力が要ることがわかり、ずっと長い間、before状態で放置したままでした。
これは結構凹みますよ、、、
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でもやっぱりなんとかしたい、と壁を塗った珪藻土も余っているし、と一念発起して試しに塗ってみました。
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これ、下塗りも何もしていないんです。でも、水性塗料より全然ラクにきれいに塗れました!壁もそうでしたが、塗りたては割とムラが出ますが、乾くときれいになります。
ペンキがもったいないし、せめて木枠だけでも塗ろうと後日子どもたちにも手伝ってもらって、またサンドペーパーをかけたのですが、、、
今度は珪藻土のほうに水性ペンキのベージュ色がにじんでいってしまうので諦め、結局、すべて珪藻土で塗りました!!!
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下塗りをまったくしていなくても、古いペンキの塗りあとに段差があっても、そして何よりDIY初心者であっても、きちんと塗れているのがわかります。
蝶つがいもサビがひどかったのと、やはりペンキが中途半端についていたので、もう全部珪藻土で塗ってしまいました!!!
最初からこのように全部珪藻土で塗ると決めてしまえば、初めに壁を塗る際にも巾木や木枠を養生する必要もなく、作業はすごく簡単に済んだのですが、すべて一度やってみたから、わかること。
珪藻土がDIY初心者におすすめの理由
・下処理をきちんとしなくても普通には塗れる
・適度な粘度があり水性ペンキよりは垂れにくい
・塗ってすぐなら拭き取れる
・上から簡単に塗り直せる
もちろん、応急処置的な感じではなく、長くきれいな仕上がりを保ちたい方は、下処理をきちんとしてくださいね!
珪藻土は安価ではないですが、マルチに使えることと、蓋をすれば何年ももつなどの扱いやすさ、塗りやすさを考えたら、DIY初心者にはおすすめの素材だと思います。
輸入壁紙の残りも色々楽しめる!
やはりペンキが剥げてどうにもならなかったキッチンシンク上の部分。普通に無地で珪藻土を塗ってもよかったのですが面白くないのと、キッチンに面した襖に貼った輸入壁紙が余っていたので貼ってみました。
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これもキッチンが明るくなってなかなか良かったです!次は上部収納の扉をリメイクするかな!?
これから自分で古いお部屋をきれいにしたいと考えている方へ、少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!