こんにちは!ご覧いただき、ありがとうございます!
主に女手一人で築40年の団地セルフリフォーム、「トイレ編」です。
目次:
壁にあいた穴の補修方法
サビがすごいしレバーの利きも悪いので(手動でちゃんと戻さないと水が流れっぱなしに!)、本当はトイレ本体を取り替えたかったのですが、畳やら水道工事やらで何かと物入りだったので、ぐっと我慢し、壁をきれいにして気を紛らわせることにしました。
管理事務所に聞いたところ、この黄色いトイレは、新築当時のものだとか。40年も使われているなんて、ある意味すごい!
しかし気になる、トイレットペーパーホルダの横の穴。いったい何でこんなところに穴があくんだ!? ホルダーを付け替えたときのものでしょうか?^^;
壁全体をきれいにしたいのでとりあえずホルダを外してみることにしました。
外してみると、こんな感じ。あー、元の壁紙が出てきました。
なるほど元の壁紙の上から今のクロスを貼ったわけですね、以前は所有者じゃなく賃貸の方が長年住んでいたみたいだけど、やっぱり自分たちでやったのかな~。だからリビングのクロスとかしわくちゃなんだ、、、!
まずはこの穴をふさがなくては!
ペンチでネジを外して、、、お、穴の中の様子も見えます。壁が崩れてる、、、。これは放っておいたら、どんどん穴が大きくなるぞ。
とりあえずこの状態で、壁と天井に珪藻土を塗っていきました。その様子は「セルフリフォーム 壁編」にありまーす。
穴埋めパテセットがおすすめ
壁が白くきれいになったので、穴もちゃんと補修したい。でもこれだけの穴になると、100均で売っているクロスの補修シートを上から貼るのでは少々心もとない。
穴の部分をしっかり埋められる何かいいのないかな~とホームセンターの店頭で探してみたら、こんなものを発見!
「石こうボード穴埋めパテセット」。こんな感じのアミアミテープと、石こうの白い粉とヘラがセットになってます。
アミアミのテープを貼ったら、石こうの粉に水を入れて練って、テープの上から塗るだけ。とても簡単です。
が、相手は穴なので、強く押すと、ヌル~っと奥まで入っていって、元の木阿弥になってしまいます汗
できるだけ手前に石こうが残るように、力を加減しながら少しずつ塗っていきました。少し固まったかなと思ったら、上から重ね、を繰り返し。
できました! 約3時間でカチカチに固まります。
簡単ファブリックパネルで隠す
うーん、でもやっぱそのまま見せられるほどには、きれいにならない(もちろん私の腕の問題です!)。
なんかいいアイデアないかな~、と考え、「そうだ全体を隠せばいいじゃん!」と。
結局隠すんだったら頑張って穴を埋めた意味ないんですが、そこはまぁ試行錯誤を重ねながらのセルフリフォームなわけです。
100均へ行って、カラーボードを買ってきました。厚さ5ミリほどの発泡スチロール製のパネルです。保育園の行事で使ったので覚えてました、これを活用しようと。
カラーパネルを2枚横につなげ、トイレの幅ぴったりになるように、カットします。
そして全体を布でくるみ、シワが出ないよう引っ張りながら、両面テープで貼っていきます。布は家にあったもの。北欧風などおしゃれな柄の布を買えば、もっと印象が変わると思います。
取れてこないように、角だけ画鋲で止めました。
さらに、ガムテープを上から貼って生地をしっかり固定します。裏はこんな感じ。
これを壁に貼って、完成です!!!
どーでしょー、なんちゃってファブリックパネルの出来上がり。これは実はネット等で調べたのではなく、カラーパネル購入から貼り方まで、完全に自分で考えたもの。
パネルは、玄関の床を貼るのに使ったクッションフロア用の強力両面テープで貼りました。最初はやはりちゃんとくっつかず落ちてくるので、突っ張り棒をわたして一週間ほど押さえていたら、いつのまにかしっかりくっついて、その後の4年間、一度も落ちてくることはありませんでした。
こういう自分で工夫したアイデアがぴたっとハマると実に気持ちよいものです^^
右前横にあったトイレットペーパーホルダーは、シンプルものに替えて、前面の壁に取り付けました。
ちなみに、カラーパネルの名称がわからなかったので、いまネットで調べてみたら、これ、色のバリエーションが豊富で自由にカットできるし軽くて女性にも扱いやすいので、インテリア・DIY好きには結構有名な材料だったんですね。壁などに直接施すことなく貼って剥がせるので、賃貸物件のDIYでも人気のようでした。
だんだんと、なんとか住める家が出来上がっていきます。今回もお読みいただき、ありがとうございました!