昨日の記事にたくさんのブックマークやスターをありがとうございましたm(_ _)m
家のことは何もせず、ただひたすら毎日ブログを書いていて、全然年末という感じがしませんが、明日まではこの調子でぶっ飛ばします。
というのも実はもう一つ、歯のことで、今どうしても伝えたいことがあるのですよ。
年末は大人は忙しいですが、子どもはやることないですよね^^; 冬休みでヒマこいて、ゲームや動画三昧のお子さんも多いかと思いますので(うちだけ?汗)、小学生くらいまでの歯や顎が未発達のお子さんの姿勢にちょっと注意をしてほしくて。
目次:
信頼している歯科医を子どもたちも受診
実は先日、私が根管治療でお世話になった先生に子どもたちも診てもらったのです。ふたりとも歯列に要注意、長男は歯周病になりかけという歯科検診の紙を学校からもらってきていたので。
頻繁に通う必要がある治療になってしまったら、遠方なのでお願いすることはできないかもしれないけど、とにかく先生の見立てというか、意見が欲しかったんですよね。
で、結果。
16歳になった長男はもう顎が出来上がっているので、ガタガタの歯並びは矯正で治すしかない。歯周病の気があるといわれたのも、下の歯がナナメに重なって生えているため、歯ブラシによる清掃がどうしても行き届かないのが理由とのこと。
なので歯石がたまりやすく、歯周病になりやすいのだと(ちなみに以前かかっていた地元の先生は、というか歯科衛生士さんが、歯石がたまりやすいですね、と言っただけ)。
親としては経済的に余裕があればもちろん矯正をしてあげたいのですが、ちょっと今、うちはそういう状況じゃないので、これはもう定期的にクリーニングに通うしかないだろうという判断。
問題は、10歳の次男でして。
「よくうつ伏せになってませんか?」
「お兄ちゃんと同じで顎が小さいために歯が並びきれてないというのは同じなんですが」と前置きした上で、「本人にも聞いたんですが、うつ伏せになってる時間、長くないですか?」と先生。
ぎくっ!
長いなんてもんじゃない!
彼はゲームや動画を楽しんでいるときはもちろん、宿題をやっているときでさえ、うつ伏せなのです。うちにはソファなどリラックスできる椅子が無いから仕方ないのかもしれないけど、家で過ごす大半の姿勢がうつ伏せなのだ。
「下の前歯が内側に倒れてきてるんですよ」と先生。
うちの子はふたりともむし歯がないし、面倒くさいので仕上げ磨き等もほとんどしたことがなく、子どもの歯をちゃんと見たことがなかったので改めてじっくり見てみたら、ホントだ!かなり倒れてきている!!!
別に上のイメージ写真のように、ずっとうつ伏せで頬杖をついているわけじゃないんですが、重い頭を支えるにはうつ伏せの姿勢ではやっぱり歯を噛みしめるというか下の歯に負担がかかるということなんでしょうね。
ちなみに子どもの歯並びと姿勢について検索すると、たくさん記事がヒットします。
「できる限りさせないようにします」と言ったら、「できる限りじゃなくて、やめさせてください」と優しい先生なのに結構強い口調で言われてしまいました。
歯がきれいに並ぶためには顎の発達が必須
対策としては、本当はいけないのだけれど、舌で下の歯を押すようにしていれば段々戻ってくる。
だけどそれが習慣になってしまうと、今度は歯が前に出てきてしまうので、おすすめはしない(実は私がこのクセがあり、20年前くらいに比べ、上下ともに歯が前に出てきてしまっています)。
あとは、舌を鍛えることで体によくない口呼吸から鼻呼吸へと促す「あいうべ体操」や、口を大きく開けるなども顎の発達にはいいとのこと。
つまり歯がきれいに並ばないのは、3人がけのソファに5人が座ると少しずつ前後にお尻をずらして座らないと全員が座れないのと同じ状態。
顎に、歯が生えるだけの十分なスペースがあれば、歯はきちんと並ぶのです。だから子どもの場合は、顎の発達が歯並びのためにはとても大事なんですね。
遺伝よりも生活習慣が大事
私も顎が小さく、歯並びが悪いので骨格の遺伝もあるとは思うのですが、やはり生活習慣が大きいとつくづく反省しました。
大人の歯も矯正治療で動くように、子どもの歯は思いのほか、簡単なことで動いてしまうのです。うつぶせ寝だけでなく、指しゃぶりや頬杖をつく、口をぽかんといつも開けている子なども要注意です。
歯並びは、容姿の問題だけじゃなく、歯の健康、歯の寿命に大きく関わってきます。大人になってから矯正するのは費用も時間もかかります。
自分ができてなくてお恥ずかしいんですが、小さい頃に注意して見ていてあげるだけで全然違うと思うので、お子さんと接する機会が多い大人の方、何卒よろしくお願いします。
おまけ
以前、あいうべ体操を続けていた小学校のインフル罹患率が低かったことが報道されていましたね。
考案者の今井先生にも取材したことがあるのですが、舌と口の周囲の筋肉を鍛えてしっかり口を閉じ、鼻呼吸に変えることで数々の不調が治った例があるそうですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!