コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

タキソ+ハセプ+新薬 2C/28

久しぶりに目覚ましで起こされ、気分悪し。ご飯が炊けるまで二度寝。

カズは昨夜の残りのチーズナンとカレー、スープで朝ごはん。あっくんは、ふりかけごはんとスープ。

あっくんの新学期初めての登園。ダーと三人で歩いて向かう。新しい担任が優しそうなベテラン先生でよかった。久しぶりなのに、私たちが帰る時に泣きもせず、自分からスタスタと園庭の遊びの輪を物色しながら歩き、ここだ!と一瞬で決めて走り去っていく後ろ姿を見て、ぐっとくる。うるさいやつだけど、たくましく育ってくれて、ありがとう。

私だけ歩いて、スーパーやドラッグストアで買い物して帰る。

病み上がりのダーに車で送ってもらう。病院のロータリーに入った瞬間、「ハイハイ稼ぎにきたよ~」ってな感じ。

採血。「けっこう血管が傷んでますね」と看護師さん。あとで覗きに来たベテラン先生にインフルエンザだった旨を話すと、「でもきちんと治してきてくれてよかった。たまに気づかないで来る人がいて大変なことになるから」と言った。ポートを入れたほうがいいかは明日相談することになった。

昼食後、疲れが一気に出て眠ってしまう。夕方、食堂で短い原稿。

今回は特に部屋にいづらい理由がある。

気の毒なくらい痴呆症状が出ている女性と一緒なのだ。まだ若いのに…。「物忘れが激しいのでご迷惑をかけるかも…」とダンナさんから聞いてはいた。でも会話は普通にできるのかなと食事の時に「食欲があんまりないですか?」と話しかけてみたが(沈黙に耐えられない性質)、「そんなことはないんですけど…なにがなんだかわからない」と泣きそう。あとになって、箸や湯のみの場所さえも自分ではわからないのだとわかった。割り箸は私の隣のベッドの女性があげ、お茶を注ぐ場所まで私が連れて行って教えてあげたが、自分の部屋もベッドもすぐに忘れてしまう。看護士さんによれば、手術のため入院していると聞かされ、我がことなのに、びっくりしていたとか(たぶんダンナさんは何度も説明したはず)。また、看護師さんに寂しいと訴え、めそめそ泣いていたらしい。聞いているだけで胸が痛むけど、誰かいないと寂しいなんて、そして、寂しいって言って泣けるなんて、これまでの人生がどんなに愛にあふれていた素晴らしいものだったかを感じさせ、なんだか羨ましくさえ思えた。