コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

心配性っつーのはあれだ、結局、自己中心的な考えのことを言うんだね。

昨年末からずっと心にひっかかっていたことが、昨日あっさりと解決しました。

 

ずっと連絡がなくて、もう縁が切れてしまったかな・・・と気になっていたママ友からLINEが来たのです。

 

結局、向こうは何とも思ってなくて私だけが一人で取り越し苦労をしていたというわけ。

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貴重なママ友を失ったかも!?

 

ここ2ヶ月くらい、私の頭の中は、「わたし何か悪いこと言ったかな」「傷つけちゃったかな」「怒らせちゃったかな」「謝るべきかな」「もう会えないのかな」「やっぱママ友って儚いな」「最初から無かったものとしてあきらめよう」とか、ぐるぐるぐるぐる思考が巡っていたのです。

 

あきらめようと思いながらも、やっぱり哀しくて。だって私にとっては数少ないママ友だったから。

 

私は雑談、いわゆる女性同士の井戸端会議が本当に苦手で、だから授業参観とか懇談会に行ってもママ友同士で楽しくおしゃべりができない。当然、ママ友が少ないんです。

www1.nhk.or.jp 

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でも長男と次男で一人ずつ、これは友だちと言っていいんじゃないかな、くらいに何でも気兼ねなく話せるママ友がいて。彼女はその一人だったわけです。

 

元ダンナの実家の北海道から箱でサンマが送られてくればおすそわけし、年末には彼女の実家でついたお餅をいただく、そして時々ランチする。年に一度は子どもたちも交えて食事に行く。そんな間柄でした。

 

あることをきっかけに全然連絡が来ない

でも昨年末はお餅の連絡もなく(これはまぁ私もサンマが不漁で渡していなかったので当然かとも思いましたが)、もうその頃は嫌われたと思い込んでいたので初めて年賀状も出してみたのですが、何の音沙汰もなく。LINEで「あけおめ!」とか「年賀状ありがとう」くらい来るかなと正直ちょっと期待していたのですが・・・

 

もうこれは決定的だ。仕事をかけもちしていると言いながら急いで自転車で走り去っていった彼女の背中に「稼ぐねぇ!」と言ったことがまずかったのか。馬鹿にしたように聞こえたかな、私は仕事じゃなく遊びに行くところだったし・・・

 

一人では抱えきれず、その話をもうひとりの親しいママ友にしてみました。「こういうこと言われたら、カチンと来る?」と聞いてみたら、「ぜんぜんっ!そんなわけないやん、仕事かけもちしてるんだから、忙しいんじゃないと?」と笑われました。そういえば前にも考えすぎと言われたことあったんだっけ・・・

 

嫌われる前提で生きている

LINEとかでもちょっと返事がないと、すぐに嫌われたかと思ってしまう。

 

どんなにトシをとっても、私の思考は幼い時のまま。「こんなこと言ったらまたお母さんに怒られる!(=嫌われる)」なんですよね。。。ちょっとワークショップに通って良くなった時期もあったんだけど、なかなか根強くて、まぁ母親譲りの神経症的一面もあるのですが(ちなみに次男が1/2成人式のことでクヨクヨ悩んでいたのも、私のこの思考パターンに似ています)。

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「忙しいんじゃないと?」

そうか、そうかも、そうだよね!と思った直後、あー私はいつも結局自分のことしか考えていないんだなぁと、自己中心的な考えに呆れました。

 

相手の立場にたってモノを考えられない。相手を信用していない。

 

それは子どもに関する心配だってそう。子どもの力を信頼していたら、ある程度大きくなったら、本人にまかせていればいいのに、あーだこーだ口を出して、それがまたよく突き詰めて考えれば、自分の世間体のためだったりする。

 

このはてなブログでもそうですよ。初期の頃からずっとスター押してくれていた方が来なくなると、「なんか私、悪いこと書いたかな、嫌われたかな」と気にしてしまう。

 

んー、幼い。未熟。どうすんの、もうすぐ54歳なのに。

 

「気に病む」は既に病気だし、新たな病気を呼ぶし。

こんな私でも付き合ってくれる友だちや仕事仲間に感謝しなくっちゃ。そして子どもには早いとこ、こういう思考から抜け出せるように何らかの手だてを!

 

私はまだ自覚して気をそらしたり別の考え方をしたり対策を練られるのでいいのですが、これを放置したうちの母は81歳ながら統合失調症&認知症で完全に人格破綻してしまったので。

 

で、結局。

 

ずっと連絡こなかったママ友は、パートのシフトの関係で逆にヒマ過ぎて、ただのんびりしていただけのようです・・・。ま、そーゆーとこが好きなんですけどね、LINEもらったらすぐ返事しなくちゃ!とか思ってしまう私と違って。

 

とりあえず「相手には相手の事情がある」、今年はこれを肝に命じます。

 

効果のあった療法、本などあれば教えてください。

このような神経症的な感じは、乳がん治療で入退院を繰り返していたときにも激しく出たことがあって(入院患者同士の同部屋のコミュニケーションが苦手で)、そのときに効果を上げたのは、森田療法の考え方でした。

morita-jikei.jp

ちょっと引用すると(すいません未だにはてなブログ以外からの引用がうまくできず)

“神経質性格とは内向的、自己内省的、小心、過敏、心配性、完全主義、理想主義、負けず嫌いなどを特徴とする性格素質を指します。このような神経質性格を基盤にして、「とらわれの機制」と呼ばれる特有の心理的メカニズムによって症状が発展するのです。”

 

とらわれの機制!まさに!興味ある方はホームページや関連書籍を読んでみてください。

 

まぁやっぱりあとはHSPも関わってくるのかも。こういう本のタイトルも気になるので。

 

 

 

嗚呼、何ごとにもとらわれることなく、

のびのびと生きたいものよ、死ぬまでに一度は。

 

深夜の駄文、最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m