コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

頼んでよかった!後悔しないリフォーム会社の選び方、チェックポイント3つ

こんにちは。ご訪問ありがとうございます!

以前、トイレ、洗面所、床のリフォームに際して、業種の異なる5社に相見積をとった話を書きました(長文です)。

www.cotohaha.net

その結果、私が決めたのは5社目、最後に会ったリフォーム専門店でした。最初のアポから見積をいただくまで一連の対応の中で「もうこの人にお任せしよう!」と思えたので、他の会社さんに会うのをやめたのです。

さらにそのリフォーム会社は担当者の人柄に加えて、提案力もずば抜けていて費用ももっとも安かったので、もう文句なし!

では私が依頼を決めた理由について、具体的に書いていきます。

 

目次:

 

担当者のここをチェック!

 

リフォーム会社の体制にもよるかとは思いますが、大抵は見積をお願いするところから工事完了まで、一人の担当者とずっと付き合うことになります。

いわゆる「人と人との付き合い」になるので、会社というより、何でも相談しやすいか、コミュニケーションをとれるか等、担当者との相性というのは、正直とても大きいように思います。特に工期が長く、決めるべき事が多いフルリフォームになれば、なおさらですよね。

もっとも大切なのは、信頼してお任せできる担当者と出会うこと。これがすべてのスタートです。私の経験から、リフォームを成功に導く担当者と出会うためにチェックしておきたい3つのポイントをご紹介します。 

 

1.傾聴力

check!こちらの話をちゃんと聞いてくれるか? 

メールを含めると、リフォーム会社10社近くとやりとりをしてきて、意外とこちらの話を聞いていない人が多いことに気づきました。

まぁ見積の段階だったから仕方ないのかもしれませんが、自社のアピールポイントばかり訴えてきたり、こちらが希望している以外の部分のリフォームにやたら熱心だったり、、、少しでも多く売上をあげたいのでしょうが、顧客は基本予算ありきですから、逆効果かなと思います。

当たり前のようですが、見積作成の前に、こちらの話をまずはきちんと聞いてくれること、これが一番大切です。リフォームってある意味、「お悩み相談」からのスタートですよね。ここでしっかり相談者の話を聞いているか、もしくは言えずにいる話をうまく聞き出せるかが、その後のオリジナルな提案や適正な見積作成に関わってきます。

依頼者側のリフォームの目的や希望をきちんと把握しているからこそ、満足度の高いリフォームを提供できるのです。

依頼者の話を丁寧に聞き、言葉にできない想いまで汲んだ上で提案をしてくれる担当者がおすすめです。

 

話を聞いていないのはこんな人

  • 提案のポイントがずれている
  • 相談している箇所以外のリフォームをしきりに勧めてくる
  • 希望と全然違う商品で見積を作成してくる
  • 何度も同じことを言わせる
2.提案力

check!要望を叶える的確な提案をしてくれるか 

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 新築建売とは違って、現在の建物に手を加えてより快適な住まいを創るリフォームは最初から様々な制約があり、また依頼者の要望もハッキリしているはずです。こちらがびっくりするような解決策を提案してくれることがあります。

たとえばうちの場合、こんなイレギュラーなことを提案してくれました。

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古い水栓が邪魔をしてシャワー付き洗面台を置くスペースがなかったのですが、洗面所の中を通すことで大がかりな工事をしなくて済んだのです。

・新品の洗面台に穴を開ける

・見た目がイマイチ

というデメリットはありますが、我が家は築40年超という団地で、ゆくゆくは建替えが見込まれています。なので高価格高機能の商品を入れたり長くもたす必要はないと私は考えていて、その考えをしっかり理解した上で、提案してくれたアイデアでした。

このことにより、水栓3箇所の移設工事がなくなったので、6万程度工事費を節約することができました。その浮いたお金で、クッションフロアの貼り替えも同社に追加で依頼したのです。

提案力は正直、経験の数に大きく左右されると思います。が、現場経験が少なくても、イレギュラーな事例については、水道業者や施工業者等、専門の技術を持つプロと打ち合わせをして知恵を借りることで、顧客の要望と自社が提供可能なリフォームをマッチングさせることができるはずです。

その蓄積が提案力につながるわけで、提案力があるということは単に経験だけでなく、過去の事例から学ぼうという仕事に対する熱意があるということです。

また提案力は、現場で想定外のトラブルが起こった時に、すぐに現実的な代替案を示せる臨機応変な対応力にもつながります。

 

提案力がない人の例

・一般的な事例しか話さない

・検討もせずにすぐにできないと言う

 

3.人間力

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check!その人を信頼して安心して任せられるか

人間力、というのは大げさで曖昧かもしれませんが、「この人になら安心して任せられる」という、信頼に値する、人としての魅力のことです。

向こうは仕事なので仕方がないのかもしれませんが、どうしても利益追求が先に立ち、人と人とのコミュニケーションの基本「相手の気持ちになって考える」ということが、できていない担当者が多いなというのは正直感じました。

つまり限られた条件の中で明確な顧客の要望をどのようにして叶えるかを、「依頼者側の立場に立って」一緒に考えてくれる担当者がおすすめです。

私の場合は、あまりに担当者の対応がよかったので、クロスも貼り替えたいなどと欲が出てきてしまったのですが、「それはまた次回にしましょうか」と言われました。多分、話をする中で我が家の懐事情を察してくれたのでしょう。余計なお世話と感じる人もいるかもしれませんが、後から考えると、この助言はやはりありがたかったです。

また、近所へのあいさつ回りや管理事務所とのやりとりもすべて行ってくれたので、本当にラクでした。最初に、私は何もする必要はなく、「ただ当日、いてくれればいいです」と仰ってくれたのですが、本当にその通りでした。

とにかく、日時を決める時にこちらの都合を配慮してくれるか、約束の期日を守るか、遅れる場合は事前に連絡をくれるか、進捗状況をこまめに報告してくれるか等、見積説明までに会う機会は少なくても、対応の細かな部分で相手の誠実さは私たちに伝わってきます。

決して安い金額を払うわけではなく、初めての人も多いだろうリフォームにおいて、「顧客が少しでも不安のないように」、そこに気持ちが行っていれば上記のような対応は自然と出てくるものだと思います。

 

リフォーム会社を決める際の基本

悲しいことに、未だトラブルも多いリフォーム。当然のことばかりですが、下記は必ず確認したい基本項目です。

  1. 予算と希望は最初にきちんと伝える
  2. 複数社見積をとる(最低3社)
  3. 最初から相手の提案通りにしない
  4. 見積書作成のために現場調査に来てもらう
  5. 見積書について内容を一つひとつ確認する
  6. 工事内容、工期、費用について明示された契約書を交わす
  7. リフォーム後の保証等についても確認する

まとめ

リフォームは家の改築修繕という専門技術を要する業界ですが、いくら素晴らしい技術があっても、それを私たち顧客にわかるように紹介し、メリット・デメリットを誠実に伝えてくれる担当者がいなければ、意味がありません。

リフォーム成功の鍵は担当者との出会いが握っています。

私は「傾聴力」「提案力」「人間力」が決め手でした。後悔がないだけでなく、またリフォームをする際は絶対同じ人、それが無理なら同じ会社に頼むと決めています。

住まいや生活空間において、人が大切にしていることって人それぞれ。すべての人に一律で当てはまるケースなんて無いんです。だからこそ、一緒に最善の道を探してくれる担当者に出会いたいですよね。

この記事を読んでいただいた方が、素晴らしい担当者に出会い、満足度の高いリフォームをできるよう、祈っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

リフォーム相見積5社徹底レポート!費用も対応もこんなに違う!専門店からNPOまで実際に会ってみた

ご訪問ありがとうございます!

時系列で書いていこうかなと思い、ここまでセルフリフォームの話を書いてきましたが、自分たちで普通に暮らせる程度まで住環境を整えた後、実はトイレや洗面所、フローリングについては、リフォーム会社に依頼してリフォームをしました。

大規模なフルリフォームではありませんが、業種の違う5社に相見積をとってみたところ、各社あまりにも対応と費用が違ったので、まとめておきたいと思います。

長くなりますが、リフォームを検討されている方には、興味深い話もあるかと。よろしければ最後までお付き合いください。

 

目次

  

まずはリフォーム会社比較サイトを利用

引っ越しでも何でも、どの企業に頼もうか迷った時に、一括見積比較サイトって便利ですよね?最近では、比較サイトを比較した比較サイトも出てきてますもんね^^;

以前、引っ越しの際にまとめて見積が取れるサービスを利用したところ、登録した途端、いきなり色々なところから電話がかかってきて、びっくりしました。今回はそういうことにならないように、匿名で複数の業者とやりとりできる比較サイトに登録して、何社かとメールでやりとりしてみたのですが、これが意外とコミュニケーションをとるのが難しい。

後に出てきますが、我が家は洗面所がちょっとイレギュラーだったので、メールではうまく伝わらず、話を進めるためには結局見積に来てもらうしかないのですが、メールのやりとりだと、対応や人となりが判断しにくく、どこに来てもらえばいいかをまず迷ってしまうのです。

そのうち、何度もアピールのメールが来るところには申し訳ないので、早々にお断りを入れてしまい、熱心なのに理不尽だなぁと思ったり。まぁ、ボタン一つでお断りできるのは気軽といえば気軽ですが、単に費用の安さだけではなく、相手の人柄で決めたい自分にとっては、まったく向いていませんでした。

メールにこまめに返信できる方、積極的に色々な企業に会ってみたい方には合っていると思います。リフォーム会社比較サイトにも特徴が色々あるようなので、いま思えば、色々試してみてもよかったかなと思っています。 

 

御見積をお願いした会社一覧

で、比較サイト利用を断念して、どうやってリフォーム会社を探していったかというと、結局は広告と店頭がきっかけとなりました。

今回、私が実際に見積をとって担当者にお会いしたのは下記の5社です。

1.トイレ専門リフォーム店

2.大手ホームセンター

3.大手インテリア小売業

4.シルバー系NPO法人

5.総合リフォーム専門店

別に意識したわけではありませんでしたが、業種が見事に分かれてますね。結果、これが良かったかもしれません。業種ごとの大体の傾向と、得意不得意がわかったので・・・

 

各社の対応と見積金額

見積依頼から説明までをの各社の対応をレポートします。見積金額はいずれも当初予定していたトイレと洗面台のみの金額で税抜です。

1.トイレ専門リフォーム店

見積金額19万円。

家のポストに定期的に入ってくるリビング新聞の広告欄を見て、価格に惹かれて電話。20代位の若い男性が一人で来訪。トイレットペーパー4ロールをサービスで持参してくれました。

良かった点

・対応が早くてフレキシブル

・急な見積内容変更にも関わらず、その場で見積金額が出た

悪かった点

・安請け合い感が逆に不安

トイレのリフォームは広告通りで、ウォシュレットなしであれば69,800円と格安。前の家で使っていて現在は使っていない手持ちのウォシュレットを取り付けてもらえるか聞いてみたらOKとのこと。床の貼り替えも、手持ちのクッションフロアを使用可とフレキシブル。

できれば1社に頼みたかったので、急遽、洗面所の相談もしてみると、車まで洗面所のカタログを取りに行ってくれ、スマホで上司さん等とやりとりしながら、その場で見積金額を出してくれました。

当然ですが、いきなり予算が上がってしまったことと、最初の1社だったので相場がわからないので即決はできず、そのまま時間が経ってしまいました。いま思えば、金額でいうとここが一番安かったのですが、「果たしてこの金額で本当にできたのかな?」とリフォームを終えた今となっては疑問です。

というのは、うちはもともと洗面所のスペースが狭く、洗濯用の蛇口と排水溝が邪魔をして私が希望しているタイプの洗面台が、そのままでは入れられなかったのです。シャワー付き洗面台を設置するには、蛇口と排水溝を移設するなり、何らかの施工をする必要がありました。水道を移設するとそれだけで1カ所につき、3万くらいかかるのです。

でもこのことが各社の提案力や対応を見極める要因となりました。

この会社の担当さんは、「あれ?ん?」と一瞬、懸念点である水道の蛇口や排水溝の存在に気づいたのですが、「うん。ま、大丈夫かな」と言ったのです。これは後でやっぱりできないとなる可能性大でしたね。アバウトすぎます、大丈夫じゃないやろ~

2.大手ホームセンター

見積金額30万円。

洗面台を探しに行き、店頭で実際に商品を見て、取付工事費も思いのほか安かったので見積を依頼。イレギュラーな施工があるため通常よりは上がるだろうとは覚悟の上。50代くらいの男性が一人で来訪。

良かった点

・特になし

悪かった点

・見積日が先方の提示する日にちからしか選べなかった

・もろもろ気安く相談できる雰囲気ではなかった

・見積書は後日郵送、説明なし

見るからに「ザ・職人」という感じのベテランさん。無口で作業も早いが、素人が気安く相談できる感じでは全然ありませんでした。洗濯用の蛇口と排水溝を移設しないとシャワー付き洗面台の設置は無理!と断言されたので、「やっぱりそうか・・・」と納得するしかありませんでした。

見積書は後日郵送されてきました。ま、会って話した時にも選択の余地はないという感じだったので当然といえば当然ですが、一切の説明なしです。その時は納得してましたが、いま思えば、この「見積は郵送」というスタイルも、「購入商品の取付工事はやるけど、それ以上の相談にはのらないよ~」的なスタンスを表すものだったのかもしれません。つまり、うちのようにちょっとイレギュラーなリフォームには向いていないということだったのです。

ちなみに、キッチンと風呂の蛇口購入~交換をこのホームセンターで頼んだ時の対応は大変満足できるものでした。

 

3.大手インテリア小売業

見積り金額30~35万円。

一時期、しきりにリフォームのTVCMをしていたので、商品を見に店頭へ行ったのがきっかけ。担当者は40代くらいの男性。 

良かった点

・とにかく物腰が低く、対応が丁寧

・自社製品を活用したオリジナルな提案をしてくれた

悪かった点

・リフォーム専門ではないので見積に時間がかかった

・自社施工ではないのでやはり価格が高い

大型店に行ってリフォームコーナーを見たところ、鏡と洗面所が一体となっていないセパレートタイプを発見!これなら蛇口を避けられて問題を解決できるかも、とウロウロしていたら担当者から声をかけられ、色々話をするうちに見積に来てもらうことに。

まず、店頭で話した担当者が現場確認・計測に来られ、後日、見積書を持参し、丁寧に説明してくださいました。結果としては、セパレートタイプでもやはり問題の蛇口と排水溝の移設は避けられない、むしろおしゃれで人気が高いようで高価になってしまうとのこと。

セパレートタイプではない一体型だとやはり移設が必要になるので30万円ほどになり、35万円というのは、私が当初希望したセパレートタイプで少しでも安くできるようにと、鏡を自社製品のものに置き換えて見積してくれた金額です。

もう見積書の金額を見た途端に私が無理だと思ったのがわかったのか、ご本人も高くなってしまったことは重々承知のようで、ひたすら恐縮してました。まぁ向こうから言ってきたとはいえ、私も2度も来ていただいて申し訳なく、、、2人でペコペコ頭を下げながら別れました。本当に対応が丁寧で色々話も聞いてくれて、予算に余裕があれば間違いなく頼んでました!

4.NPO法人

希望と異なるので論外。ポストにチラシが入っていた。営業担当と実務担当、60~70代の方、2人で来訪。

良かった点

・なし

悪かった点

・対応に常識がない

・体力的に無理そうだった

・まったく経験のない人を担当者にしようとした

・的外れな提案を平気でしてきた

シニアが活躍する機会を創出するシルバー人材系NPOということで、コンセプトに大いに賛同して見積をお願いすることに。自分がリフォームを頼むことで少しでもお役に立てれば、という気持ちと、NPOなら、利益追求型の企業より費用も安く済むのではという下心がありました。

 しかしこれがもう論外の連続で、、、詳細に書くとこれだけでなが~くなってしまうので、箇条書きのメモにします。

 

・常識はずれ

見積依頼で電話をすると、営業担当が不在なので折り返しますとのこと。結局その日に電話はかかってこず、翌朝かかってきたのですがそれがなんと朝7時!前日、電話できなかったから少しでも早くと思ったのかもしれませんが、いくら年寄りは朝が早いといっても、これはちょっと、、、

しかも、いきなり「今日行けます!」と言われたので、「仕事があるので当日とかは無理なんです」と丁寧に断ったら、週のはじめだったにもかかわらず、「じゃぁ来週電話します」とのこと。来週になるのは別にいいけど候補日をいくつか出してくれないとこっちも予定立てられないんだけどな~と思いつつ。

で、翌週電話がかかってきたら、また「今日行けますけど!」。はあ、、、だから当日は無理って言ってんじゃん!

・体力的に無理

うちはエレベータなしの5階。見積しに来られた時、玄関を入ると既に2人とも息を切らしていて、特に営業ではなく実務担当の方のほうが、まだ少しは若そうなのに肩で息をして長くおさまりませんでした。たった1回上がってきただけなのに、大丈夫!?

・未経験者を担当にしようとした

営業担当の人もかなり問題ありだったのですが、その人が連れてきた実務担当の方は、もっと強烈でした。リフォームはまったく経験がないようで、2人であちこち計測する際も営業の人が話す専門用語がわからなかったり、測り方を間違ったりして何度も注意されていました(ま、客先の前なので厳しく叱責はしませんでしたが)。

計測後、お茶を出しながら話をしていて、「すみませんが、まだお願いすると決めたわけではないので、他社さんの金額も全部出揃ってから、、、」と言うと、営業の方に「相見積ですかっ!?」とものすごく驚かれました。リフォームするなら数社見積とるべきって今どこのサイト見ても書いてあるじゃん、とちょっとムッとしたので、「とーぜんです!」とそこは強く言いました。

「色々なところに連絡しないといけないんで、見積は一週間くらいかかりますからね!」と最後に胸を張って言われ、この営業の方はいつも、「自分は忙しくて私は暇」という前提の話の仕方なんですよね。まぁ現役時代、偉い人だったのかもしれませんが、いちいちハナにつきます。

でも、これはカンなのですが、なんか2人ともワケアリそうで怖い感じもしなくもない、、、もしかしてヤバいところに連絡してしまったかも、見積とっただけで高額請求されたらどうしようと恐怖に襲われ、「見積は無料ですよね?」とあとから電話で確認をしてしまいました。

・的外れな提案

計測時、私はきちんと理由を話し、「シャワー付き洗面台に変更したい」と言いました。なのに上がってきた見積を説明する際、「あのスペースには幅50cmの洗面台しか置けません。50cmでシャワー付きの洗面台はありませんでした」と当然のように言われたのです。で、そのシャワーなしの洗面台で見積もってきたというわけ、、、あり得ない、、、 

「そんなことは知ってます!私の話、ちゃんと聞いてた!?」と怒鳴りつけたくなりましたが、目上の方には一応敬意を払わないと、、、

できるだけ感情をオモテに出さないように、低い声でトツトツと、これまでの不満・不安点を話し、最後に、「それに私が希望した内容とまったく違う御見積を持参されるのはどういうことですか、、、」と尋ねました。

それに対しては、まぁ色々と長い言い訳をされたわけですが、柔和な表情とは裏腹にちょっと怖い印象も垣間見えたので、険悪なムードのまま別れるのが嫌で、コンセプトには賛同してる旨などを話すと、「そうなんです。病気とかで職を失った方もたくさんいるので。彼もそうです」と言ってきたので、「私も乳がんで仕事できなかった期間が長くあったので、そういう事情はわかります。でもあれでは不安で頼めないですよ、、、」みたいな、段々腹を割った世間話になり、最後は営業の方の身の上話も聞いた上で結局、彼は私に「お大事に」と言ってにこやかに帰っていきました。

・・・というなんだかよくわからない展開になってしまいましたが、庭の手入れなんかは需要がすごく多いし得意と仰っていましたし、ふすまの貼り替えとかそういうライトなリフォームならいいのかもしれません。NPOによって得意不得意は違うでしょうし、すべてのNPOがこのような感じではないことは誤解のないようにお願いします。

とにかく、できないならできないとハッキリ最初に言ってくれたほうがお互い無駄な時間を使わずに済むと思うのですが、そこだけは残念です。 

5.リフォーム専門店

見積金額21万円。

急成長を続けるリフォーム専門企業として、テレビのドキュメンタリーで見たことがあった。価格も安いし、新聞の折込チラシを見て、電話。30代の男性、一人で来訪。 

良かった点

・こちらの話をよく聞き、さらに言外の意図まで汲んでくれた

・難題を解決する技術力・提案力があった

・こちらが必要とする部分のリフォーム以外を勧めてこない

・応対が丁寧で信頼できる営業の人間力

悪かった点

・なし

見積計測で来られた際に色々話して、まずこちらのリフォームの意図をしっかり把握してくれているな、と感じました。ずっと、私がうまく言葉にできていないことを「こういうことですよね?」とまとめてくれ、プロとして考えられる提案を示す、という会話の流れでした。

そして一番の懸案となっている蛇口と排水溝移設の話になった時に、私が「別に洗面台の下のほうとか削ってもらってもいいんですけどね」と言うと、「いや、削らなくてもできるかもしれませんよ」と言ってくれたのでした。今まで見積りに来られた方にも同じことを言ってみてはいたのですが、「無理ですね」とか首を振るばかりで、まぁ相手方にしてみれば、あれこれ工夫するより、移設のほうが簡単だし、お金になるのだから当然です。

しかも水道の移設もせずに念願のシャワー付き洗面台が設置できるといいます。その提案を聞いた時は、「そんなことができるのか!」とびっくり。現場経験もある営業さんなので、色々な提案ができるのだと、そういえばドキュメンタリーでも言っていたっけ!至極納得。

驚きの解決方法はこれです!!!

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ご本人も、こんなやり方もあるという事例にしていいですか、と写真撮ってました。「普通、新品の洗面化粧台に穴を空けるなどということはしないんですけどね」と前置きした上で、私さえOKであればこんなことも可能ですよと提案してくれたのです。「水道の移設をせずに(費用を抑えて)シャワー付き洗面台に変更する」という私の希望を叶えるために、水道工事のプロと一緒に営業さんがとことん考えてくれたからこその提案でした、これぞプロの仕事!

結局、同社は、クッションフロアについても思っていたより全然安い費用を提示されたので、まとめてお願いすることにしました。さらにまだ少し手を入れたいところがあるので、次回頼むとしたらまた絶対この人にお願いしたいと思えるほどの出会いでした。

実際のリフォームの様子や、終えるまでの一連の対応の素晴らしさについては、また今度書きますね。

 

あまりに褒めると宣伝ぽくなり嘘くさくなるのと、頼まなかったところも悪口を言うのが目的ではないので、敢えて全社、実名は書きませんでした。ご了承ください。

 

まとめ

「リフォームを取り扱う」とひとことで言っても、会社により、リフォームへの考え方や得意不得意があることがよくわかりました。また、リフォームは金額が大きいだけに、相手を信頼して任せられるかも大きなポイントです。

いちばん肝心な費用も、トイレと洗面所だけでこれだけ違うが出てくるのですから、フルリフォームだったら、どれだけ違いが出てくるのか、、、やはり、「予算はいくらでも!」いう方以外は、一社見積で決めることはなく、最低5社は相談したほうがいいと自分の経験からも思いました。その中で、相手との相性も見えてくると思うので、、、

しかしリフォームって、「いまになって思えば」が多いですね^^; やっぱりみんな大体初めての経験で、人生でそう何度もすることない経験だからですよね、だからこそ、実際に経験した人の話が重要になってきますね。

 

小規模リフォームを検討中の方に、少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!m(_ _)m

不器用な50代女性でも蛇口のパッキンの交換だけは難なくクリア!

みなさん、こんにちは。ご覧いただき、ありがとうございます!

主に女手一人で築40年の団地セルフリフォーム、第4回は「蛇口編」です。

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目次:

 

パッキン交換なら不器用さんでもできる!

前回、私はお湯とお水が別々に出る単水栓がどうしても嫌で、キッチンも浴室も、レバーひとつで温度調整ができる混合栓に即変えたという話をしました。それは、もちろん、購入したホームセンターに取り付けまでをお願いしたのですが、、、

hahatokog.hatenablog.com

 そこは築40年超の物件。

 ・・・不具合まだ出る、水も出る!(T_T)

てな感じで、いざ暮らし始めてみたら、洗濯機の蛇口がこのような状態に、、、水が漏れて、洗面所、びしゃびしゃです、、、

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水が漏れているのは、ハンドルの根元部分。ネットで調べたところ、これはパッキンの劣化によって隙間が生まれ、しっかり密閉できなくなってしまうことにより起こるものだそうで、パッキンを交換することでなんとかイケそうです。

しかも必要なものはスパナみたいな道具とパッキンだけとな!

ダメだったら水道工事屋さんを呼べばいいや、と自分でやってみることにしました。

そしてまたホームセンターへ!この頃は、翌日届くネットショップも利用するのももどかしく、近所のホームセンターへ日参してました。

まず買ったのが、水栓スパナセット。「これさえあればOK!」の文字が心強いじゃありませんか。1000円しなかったと思います。 

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パッキン交換作業の前に必要な準備

これは私も自分ではまったく思い至らなかったのですが、まずは止水栓を閉めましょう! 止水栓とは、その栓を閉めておくことで家中の水が出なくなる栓。突然蛇口が外れたり、レバーが利かなくて水が止まらないなどの時も、止水栓を閉めることで一時的に水を止められますので、場所と閉め方を覚えておくといいです^^

団地の場合は玄関を出てすぐ、たいてい水道メーターBOXのところにあるはずです。

リフォームの際は、作業中にジャージャー水が出て慌てたりしないように、これは絶対忘れないでくださいね!

あとは万が一水が出てもいいように、私はバケツとバスタオルも用意しましたよ。

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簡単!外す、交換する、戻すの3ステップ

まず蛇口のハンドル部分を外します。私は上から順番にとまずアタマのネジ?を外してしまいましたが、下のナットを外せば、ハンドルごと取れるようです。

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ナットとは、この下の部分ですね、、、ナットは先程の水栓スパナで外すのですが、私の場合はハンドルを先に外していたため、手で外れました。

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ナットを取ると、この状態となり、交換すべき黒い部分、パッキンが姿を表します。

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ちなみにパッキンにもいくつか種類があり、山型になっているこれは、「三角パッキン」というのだそうです。種類も大きさも必ず確かめてから購入しましょう!私は慎重派なので、外したものを念のためにお店まで持っていって購入しました!

外したパッキンがこちら。確かにボロボロです、これでは栓の役割は果たせませんね。

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古いパッキンを除去し、汚れを拭き取って、新しいパッキンを装着して外した順に部品を元に戻していけば修理完了です!

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洗濯機用の蛇口もついでに交換!

んで、いざ、ホースを付けて洗濯機を使おうとしたら、

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おお!まだ漏れてる、、、しかも今度は違う場所から、、、!

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これはどうやら以前住んでいたマンションでも使っていた蛇口が必要になるようです。

捨てないでとっておいてよかったぁ~!

蛇口を取り付けるために外しました!なんだか間が抜けていて可愛い♡

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別の蛇口パーツを取り付け、しっかり工具を使って締めて、交換終了です!

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この蛇口は5年経過した今も無事に使えています。工具は一度買えば何度でも使えるので、買っておいて損はないかと。

あ、でも、これ以上出番がないのが一番ですね笑

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

セルフリフォームで手を出したらいけない聖域のような気がする水回り

こんにちは。ご来訪ありがとうございます!

主に女手一人で築40年の団地セルフリフォーム、第3回は水回り編です! 

 

目次

 

水回りを専門会社に頼んだ理由

前回の畳同様、いやそれ以上に、水回りは自分で手を出してはいけない世界のような気がして、早々に業者に依頼することに決めました。

もはやこのブログ、「セルフ」という言葉を入れないほうがいいのではという感じになってますが、いったんフツーに住めるようになるまでに専門業者に頼んだのは、畳と水回りだけです^^;

今って本当に素晴らしくて、ネットで調べれば、何でも情報出てきます・・・。蛇口の交換だって、写真入りですごくわかりやすく説明してくださっているサイトがあって、頭では理解できる。そしてやってみれば、多分できる!

でも、やらない!なぜなら今回は、以前のように1階ではなく、最上階の5階だから。

だって万が一、漏水なんかしたら・・・目も当てられない。ここで自分でやることにこだわって失敗したら、色々な弁償代のほうが絶対高くつく!

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というわけで、この出費は自分の中で潔く認めることにしました。

単水栓を混合栓に交換

実は水回りで一番変えたかったのはトイレだったんですが、トイレをやるなら洗面所も変えたい、しかし洗面所の構造上、工事代金が通常より高くつくことがわかり、3社に見積もりをとった結果、両方やるなら20万以上の出費となることが判明。

なので、トイレと洗面所は早々にいじるのを諦めました。トイレはもちろん節水型じゃないから流す水道代はかかるけど、レバーだけきちんと毎回元に戻すように気をつければ使える。逆に洗面所は、使わなければいい!キッチンですべて済む!と早々に歯ブラシ等の洗面用具一式をしまうIKEAの収納BOXをキッチンのシンクに設けました。

住まう上で譲れないことって、人によって違うと思います。もちろんキッチンで洗面するのは絶対に嫌だという人もいると思います。が、私が耐えられないのは、これ!

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まずお湯を出して熱くなるのを待って、水を出して温度を調整して適温にして・・・やっと温度が決まったと思ったら、なんだこの汚れ落ちないじゃないのもうちょっと熱くしたいなと思ったら、また温度調整やり直し、、、あ~、考えただけでイライラする!

 

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私は公私ともにアクセル全開で日々突っ走る効率第一主義の女なので、毎日の生活がいま以上に不自由になる(時間がかかる)ことは耐えられないんです。。。そうでなくても毎日仕事と家事と育児一人でやってて、いっぱいいっぱいだというのに、、、

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洗面所も、これ! ちなみに浴室の蛇口&シャワーもこのタイプでした。

なので洗面所以外のキッチンと浴室は、早々にシングルレバー混合栓に変えました。両方とも写真撮ってなくて、キッチンの蛇口は5年経過した今の状態です。カビがひどいですね、これも一度は専用剤できれいに白くカバーしたんですが、やはり下から浮いてきて、いまではカビハイターをかけても、何をしても取れません。

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こないだNHKの「まる得マガジン」で見た赤星たみこ先生の酸素系漂白剤&重曹のペーストでもちょっと薄くなっただけだったし、、、あれは何度も繰り返してやらないとダメなんだったっけかな?

蛇口交換業者はネットでも調べましたが、キッチンも浴室も、ブツが最安値だった近所のホームセンターに工事込みで頼みました。

で、畳とおんなじでやはり依頼してみると、「これは自分でやらなくてよかったな~」という結論。これはリフォームやり始めて痛感したことなんですが、何事も、新しく入れるより、古いものを剥がすほうが大変なの!そう蛇口交換、水が漏れないようにする素材がかなり固くなってたようで、両方とも、外す際に非常にてこずられてました。 

 

・キッチン 台所用シングルレバー混合栓8980円+交換工事8000円(税別)

・浴室   サーモシャワー混合栓13500円+交換工事8000円(税別)

※いずれも2014年当時の価格です。

 

パッキンの交換にチャレンジ!

古い物件、まだまだ不具合は出てきます。住み始めて気づけば、洗濯機の蛇口から水がポタポタ・・・涙

修理方法をネットで調べてみたら、とても簡単そうなので、実はこれだけは自分でやってみちゃいました!

詳細は、こちらです。

hahatokog.hatenablog.com

築古の物件に住んでいて蛇口や水道栓の交換を考えている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

古い家屋の畳交換は慎重にすべし。歪みゆえ既製品ではきれいにハマらない可能性あり!

こんにちは!来てくださって嬉しいです^^

主に女手一人で築40年の団地セルフリフォーム、第2回は、「畳編」です。

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目次:

自分ではできないことがある!

すみませんセルフリフォームとうたってますが、自分ではどうしてもできないと思ったこと(畳)、できるかもしれないけどプロに頼んだほうが安全だと思ったこと(水回り)、この2つは早々に専門会社にお任せすることにしました。

よく考えたら、電気関係も自分ではできないことなのですが、まだ頭がそこまで回っていなかったというか、とりあえず住める状態に持っていくのが、当座の目標でした。

購入した部屋は、つい先日まで人が住んでいたとは思えない惨状・・・泣

壁は家具を置けば気にならないかもしれないけれど、そしてもちろん畳の上には何か敷いて暮らしていたとは思うけれど、ダニとか不安。これ、絶対、健康に良くない!!!

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ここでこの先寝起きすることを考えると、この状態上にカーペットやウッドフローリングカーペット等を敷いて生活する気にはとてもなれませんでした・・・私は畳が好きだし、万が一、将来子どもたちが成長して自分の部屋を洋風にしたいと言ってきたとしても、やっぱり畳はいま全部取り替えておきたい。

畳にもいろんな種類がある

で、最初に探し始めたのが畳です。

最初はやはり価格勝負で、ネットで安いところを探しました。が、調べていくうちに、畳には床材によって2種類があり、わらだけを使うものと、断熱材を挟んだものがあることがわかりました。わらオンリーの畳は重い上に湿気に弱く、定期的な陰干しが必要とのこと。しっかりした作りの分、長く使えるメリットはあるようですが、最近は少なくなってきているとのこと。

昔の実家のイメージから、天気のいい日に、どっしり重い畳を起こして山型にして干す・・・そんな本格的な畳のほうがいいんじゃないかと一瞬思いましたが、やっぱり主流になってるのにはそれなりに理由があるのだろうと、断熱材ありをチョイス。

エレなし5階はきつい、プロに頼むべき!

ネットでオーダーして自分で設置する、または自分で取りに行くという価格だけを考えれば相当魅力的な畳屋もありましたが、結局私が選んだのは、地元の老舗畳店でした。

見積もりに来てもらって話を聞いただけで、自分で買ったりしなくてよかった!と思いました。というのは、各部屋を計測してわかったのですが、築年数がかなり経過しているため部屋が相当歪んでおり、6畳だから単に同じものを6枚並べればよい、という状態ではなかったのです。畳1枚1枚の大きさを微妙に変えないと、6枚がきっちり入らないというわけです。なんとオソロシイ・・・

それに我が家はエレベーターなしの5階。畳の設置当日、重い畳を持って何度も階段を行き来する大男さんでさえ、額に汗してハァハァしんどそうにしているのを見て、本当に自分でやらなくてよかった!と思ったのでした。

あ!そう、あと畳はわらの素材によっても大きく値段が変わるというのも、初めて知ったことでした。ちなみに私は熊本産の中クラスを選択。6畳1部屋と4畳半1部屋の計10.5畳で計8万円。何かと物入りだったから高く感じたけれど、いま改めてネットで調べてみると別に特段高くないかも。だって表替えじゃなく、まったくの新規ですから。

誤解のないように、もちろん物件によってはネット購入などでも十分対応できるだろうことを書き添えておきます。また逆に、ホームページもないような地元の小さな畳屋さんでも、見積もりをお願いすると意外と思ってたより安価な場合もあるかと思います。

 

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畳入りました。ぴっかぴか!シャキーン!気持ちいいです。

あ、写真を見て思い出した!畳を入れる前にこの部屋は自分たちで砂壁剥がしたり、珪藻土塗ったりして手間が非常にかかったのでした。リフォームするにも当然順番があって、うちの場合は畳がボロボロだったので、塗料で汚れないように養生する必要がなく、土足で作業をしました。

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砂壁を剥がすのは子どもたちも手伝ってくれました。小さな男手ですが、頼もしかったなぁ~

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。